こんにちは、キックボクシング歴4年のナス・カズオです!
今回は僕の最近あった体験談をお話しします。
視界に常に虫が見える?どうやら『飛蚊症』になったっぽいぞ
それは、先週の土曜日のことでした。高校の友人と横浜で食事をしたあと、
最寄りの駅につき、自宅まで歩いているところ右目に違和感を
感じました。
「何か右目に小さな虫が入ったかも。コンタクトと目の間にはさまっているのかなぁ?」
早く虫を取り除きたくて、走って家まで急ぎました。
家につき、急いでコンタクトを取りました。
「これで虫が取れるぞ!!」
安心して、鏡を見ながら虫を取りのぞこうとしました。
しかししかし、鏡で右目を見ても虫どこらか、目ヤニ1つついておりません。
「おかしい・・虫はまだ右目の視界の右斜め上に見えてるのに。小さいのが2匹・・」
少し、考えたあとあの漫画の一コマが僕の脳裏によぎりました。
これって「はじめの一歩」で鷹村さんが患った『飛蚊症』じゃない?
飛蚊症とは?
そういえば、前に会社の先輩も「目の前が砂嵐になっている!?」といってその時も『飛蚊症』という言葉を聞いていました。詳しくはわからないのでまずはネットで
一通り調べてみました。
飛蚊症(ひぶんしょう)は、人間の眼球内の原因により視覚に発生する現象で、視界内に小さな薄い影(糸くずや蚊のようにも見える)のようなものが現れる。網膜上では特定の位置に影は存在しているが、眼球の運動による視界の移動により、この影は相対的に動き回っているように当人には感じられる。眼科分野では遭遇する頻度の高い症状で、疾患の場合もある。ムスカイボリタンテス(muscae volitantes)ともいう[1]。
ウィキペディアより引用
補足すると、眼球内にはゼリー状の硝子体が詰まっているらしく、 加齢などにより硝子体が収縮し剥離し、その浮遊物が網膜に映る現象を『飛蚊症』と呼ぶらしいです。
また、飛蚊症には2種類あると言われています。
生理的飛蚊症とは
上記で記述した、「加齢」によるものです。この場合は生理的現象で病気ではないので、多少気にはなりますがあまり心配することではないようです。
病的飛蚊症とは
生理的飛蚊症は気にすることはありませんが、「急に浮遊物が著しく増えた」などの症状の変化があるときは、目の病気を知らせるサインかもしれません。具体的には
網膜に穴があく『網膜裂孔』や、その穴を中心に網膜の下の層から剥がれて硝子体に浮き出す『網膜剥離』の恐れがあります。
網膜裂孔は穴の周辺をレーザーで焼き固める(光凝固法)で剥離を防止します。網膜裂孔は通院治療を行えますが、網膜剥離は手術入院が必要です。
網膜剥離といえばボクサーがなるとライセンスを剥奪されるというアレですね。
ナスはキックボクシングをやっていますが、右目をオモクソ殴られるようなガチスパーをやっていないでので『生理的飛蚊症』の可能性が高いですが、素人判断は
禁物ですよね?
心配なので眼科へ検査へ行ってみた
日曜もやっている眼科へ行ったが・・・
目の前に虫が見えたのが土曜日の夜で、次の日は日曜でしたが、どうしても
症状が気になり日曜でもやっている眼科を探し、目を見てもらうことにしました。
飛蚊症の検査に必須な「眼底検査」も受けたいと思ってました。
受付で「飛蚊症っぽいです」と伝え、まず眼圧の検査や視力検査を受けました。
そしてドクターの診察を受けました。暗室で顕微鏡のようなもので、目を見てもらったところ「濁りがあるので飛蚊症だね」と言われました。
心配するものではないと言われたので、「急に出てきた原因は何ですか?」と聞きました。
すると「濁りだからしょうがない」と一言。
こちらは原因を聞きたかったので、質問の意図が伝わっていないと思いもう一度
聞きました。
ドクターはめんどくさそうに「濁りだから仕方ない」と同じ言葉を
おうむ返しするだけでした。
また、「硝子体が剥離した可能性はありますか?」と聞きましたが、
眼底検査もせず「その年でそれはありえませんね」と一言。
原因が分からないのであれば、そう行ってくれればいいものを、何の説明もしない
というのはいかがなものでしょうか?患者も僕しかいなかったので、このあとが
詰まっているということもありませんでした。
こんなにもホスピタリティの低いドクターに会ったのは初めてでした。患者の
不安や苦しみを少しでも和らげようとするのが、本来の医者のあり方だと
思うのは患者のワガママでしょうか?
久々にキレてナス・カズオの戦闘モード、激辛な「四川風麻婆ナス・カズオ」に
なりそうでしたが、ここはグッと堪えました(笑)
濁りが増えたりしたらもう一度来てください、と帰りに検査技師のような
方に言われましたが、もう二度とこのクリニック行くことはないでしょう。
アデュー!!
セカンドオピニオンを聞くために、会社の先輩オススメの眼科へ行った
とはいえ眼底カメラで診る「眼底検査」をしないと不安なので、以前に飛蚊症に
なった会社の先輩に聞き、先輩の通っている眼科を紹介してもらい、
セカンドオピニオンを聞きに行きました。
まずは視力検査と眼圧検査。そのあとドクターの診察です。
「飛蚊症ですね。詳しく診るために眼底カメラで診てみましょう」
そうこなくっちゃ!!
瞳孔を開くため「ミドリンP点眼液」を一滴右目にさしてもらいます。
20分ほどたつと目が霞んできたら「瞳孔が開いた合図」で、眼底検査が可能になります。目薬をさすと目は霞みますが、痛みなどはまったくありませんでした。
ただ、点眼後数時間は目が霞むので車の運転はできません。眼底検査を受ける人は公共の交通機関で眼科に行きましょう
メーカーはわかりませんが、上記リンクのような「広角眼底カメラ」
で検査をしてもらいました。カメラの穴に目をくっつけます。目の周りは
柔らかい材質でした。穴から見える光が赤から緑になる距離まで目の
近さを調節してから2回ほど撮影しました。
2,3分程度ですぐ撮影は終わりました。
眼底検査の後、しばらく待合室で待ちもう一度ドクターの診察です。
「硝子体が剥離する、加齢による飛蚊症ですね。今のところ心配することはありませんよ」とのこと。
やっぱり硝子体剥離してんじゃん!!
ドクターに以下のようなアドバイスをいただきました。
●生理的飛蚊症なので、加齢などによるもので病気ではない。治療方法は特にない
●多少気になると思うが、慣れれば気にならなくなる
●自由診療で飛蚊症をぼかすレーザービトレオライシスなどのレーザー治療も
あるが、リスクが大きい(※ドクターが言うには1割近く副作用が起こる可能性があるとも)
●硝子体剥離がすでに終わっていれば、気にすることはないが、これから続いて虫が
砂嵐のように急激に増えれば、硝子体剥離が進行して『網膜裂孔』になってしまう
恐れもある
●運動なども制限なく普通に行える
眼底検査の結果、やはり「生理的飛蚊症」でした。はじめに診てもらったドクターとは
違い、セカンドオピニオンで診てもらったドクターは、こちらの質問にもわかりやすくて簡潔に答えてもらえ、シンプルに嬉しかったですし、安心もしました。
とても信頼できるドクターでした。どんな症状でもセカンドオピニオンって
大事ですね(^ω^)
※ちなみに検査費用は初診料も含め約2,600円でした。
しかしながら、めちゃくちゃ虫がうざいです。右目の視界をブンブン飛び回ってますよ・・・・
【ウィズエイジング?】目の前に見える虫に名前をつけてみた
同じような悩みを持つ人は、飛蚊症の煩わしさとどう付き合っているかネット
で検索をしていると以下のようなページにたどりつきました。
いつか見えなくなる~気にし過ぎず"ウィズエイジング"
飛蚊症は健康に害はないとはいえ、常に視界に何かが動いていれば、不快でストレスになってしまうのではないでしょうか?
「確かに邪魔で不快ですね。でも、眼が動く状況によっては網膜に影が落ちないので、常に見えているわけではありません。また、人間の身体には、身体にとって害のあるものでなければ、次第に異物として感じなくなっていく『同化』という作用があります。飛蚊症も気にして見てしまうとずっと気になりますが、気にしないようにしていれば次第に自分の中にある一部のようになり、意識しなくなっていきます。個人差はありますが、1~2か月ほどで忘れていたという方が多いです。
ですから、飛蚊症が発症してもあまりショックを受けず、年齢による勲章のようなものだと考えて受け入れて、一緒に生きていく“ウィズエイジング”をおすすめします。」(福下先生)
くらしすとより引用
「ウィズエイジング」。いい言葉ですね。すごく救われた気持ちになりました。
飛蚊症に悩んでいる方がいたら、是非こちらのページも訪れてみてください
(^ω^)
僕も「ウィズエイジング 」の考えを取り入れて、常に右目の視界、右斜め上に浮遊する二匹の虫に名前をつけることにしました。常に追いかけっこしているので「トムとジェリー」です(^_^;)
ペットだと思えばいつか愛着がわくかもしれませんね。
そのうち見えないと不安になってしまうかも。そしたら作戦成功です。
「ウィズエイジング 」、最高の考え方です!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?僕のように「生理的飛蚊症」になった方も、
あまり気にせず「ウィズエイジング」で行きましょう!!
不安がなくなったので、キックの練習も普通にしてみました。集中してると
飛蚊症がまったく気にならなくなることも発見しました。
僕のこのブログがいつか知らないどこかの誰かの悩みや疑問を少しでも
解消できたらいいなぁと思い、今回はこのブログを書きました。
効くかわかりませんが、ルテインのサプリも試すことにしました。
何か症状に変化があれば、また報告します。
以上
ナス・カズオでした。