こんにちは、キックボクシング歴4年のナス・カズオです!
今回は近所の歯医者で根管治療をしたらひどい目にあい、「歯医者選び」はめちゃくちゃ大事だと痛感した体験談です。結論から言うと転院したのですが、その選択は大正解でした。
根管治療をするうえで「何に気をつけるべきか」「行くべきではない歯医者の見極め方」「信頼できる歯医者の探した方」などを僕なりに話したいと思います。
歯を食いしばれないと強いキックもパンチも打てません。今歯が痛い人に、この記事が少しでも役立てればいいなと思います!!
【目次】
- 冷たいものを飲むと奥歯が猛烈に痛むので、近所の歯医者へ
- 適当な治療をされたので、痛くて夜も眠れなかった
- 痛みが引かずおかしいと思い、ネットで調べてみた
- 根管治療に欠かせないラバーダム防湿とは?
- マイクロスコープとは?
- 安いだけが取り柄の銀歯
- 行くべきではない歯医者の見極め方
- 信頼できる歯医者の探した方
- まとめ
冷たいものを飲むと奥歯が猛烈に痛むので、近所の歯医者へ
近所の歯医者へ行った理由は、夜間と土日もやっている利便性と、
冷たいものを飲むと右下の奥歯が猛烈に染みるので訪問。
治療後も違和感がありましたが、
長野まで出張だったので長野県内の移動は車でした。ロキソニンが切れるとズキズキ痛みだすので、
僕は夕方の客先への面談を終え、
帰りの新幹線に乗るチケットを取得する際も痛すぎてどうにもなら
適当な治療をされたので、痛くて夜も眠れなかった
次の日にあまりにも痛いことを伝え、再来院し再度見てもらいました。この時、
「銀歯を被せるので元と変わらず生活できますよ」と先生。
神経を抜いたあとも、歯を合わせると歯がめちゃくちゃ痛い、
てか、
治療後も噛み合わせが悪く固形物は噛めないので、
痛みが引かずおかしいと思い、ネットで調べてみた
症状の説明、治療の必要性、神経を抜かないとどうなるか?
するとどうでしょう?色々な疑問が浮かんできました。
まず神経をとると歯に栄養が行かず、
被せる歯(クラウン)
とにかく全く説明がなく、信頼できないし非常に怖くなったので転院をすることに決めました。
根管治療に欠かせないラバーダム防湿とは?
あまり聞いたことがないラバーダム防湿についてちゃんと調べてみました。
歯の根っこの治療である根管治療では、歯の根の中を完全に無菌化することによって病気を治します。
しかし、口の中の唾液には常に細菌が存在し、治療を行いながら歯の根の中を無菌に保つことはきわめて困難です。
そのため、治療する部位以外をラバーダムというゴム膜で覆ってしまい、クランプという金具を装着し、治療部位のみを隔離した状態で治療を行う方法が考案されています。
これがラバーダム防湿法です。
【引用元】オーラルプロポーションクリニックHPより
治療する歯以外は薄いゴムで覆ってしまうという方法です。欧米では一般の人でも知っている治療法で、北欧では約7割の歯科医が行っているそうです。
↑ちなみに実際にラバーダム防湿を施した僕の歯です。治療する歯以外はラバーでおおわれています。
ラバーダム防湿のメリットは以下のようなものがあります。
●乾燥した状態で治療ができるので、唾液の細菌が根幹に侵入せず再発を防げる
●舌や粘膜を傷つけない
●小さな治療器具を飲みこまない
一番のメリットは根幹の痛みなどの症状の再発を防ぐことです。
日本の歯医者の9割はラバーダム防湿をしていない?
それでは何故通常の歯医者ではラバーダム防湿を行わないのか?それはラバーダム防湿が「保険適応ではない」からです。転院した先生がいうには「日本の歯医者の9割がラバーダム防湿を行っていない」そうです。行えば行うほど歯医者にとってはマイナスになるのでやらないという選択肢もうなづけます。
逆に言えば、ラバーダム防湿を行ってくれる歯医者はそれだけ「誠実で信頼できる可能性が高い」と言えるのではないでしょうか?
マイクロスコープとは?
もう1つ大事なのが「マイクロスコープ」を治療に使用しているかどうか?というポイントです。
マイクロスコープとは肉眼の数十倍に拡大してれる拡大鏡のことです。
根幹の中は暗くて複雑な構造をしており、肉眼で確認するのは非常に困難です。そこで肉眼の数十倍に拡大できるマイクロスコープを使うことにより精緻な治療を行うことができ、根幹治療の成功率を高めてくれます。
歯根はご覧のように何本かに枝分かれをしており、人によっては非常に複雑な構造をしております。根管にガッタパーチャという天然のゴムの充填物が隙間なくつめられています。マイクロスコープを使用することにより隙間なく詰め込むことができます。
根幹治療をするときは「マイクロスコープ」を使用している歯医者か?というのも1つの選ぶ指標になるのではないでしょうか?
安いだけが取り柄の銀歯
治療に関して保険内の銀歯以外を説明してくれない歯医者も危険と言えます。銀歯は安くて丈夫ですが、「金属が溶出して歯茎が黒ずんでくる」「金属アレルギーの危険性」「再発の危険性」などの安い以外のメリットがほとんどありません。 自由診療のコアやクラウンを値段も含めてしっかり説明してくれる歯医者か?というのも非常に大事です。
行くべきではない歯医者の見極め方
経験と転院した先生からの情報から、1つだけ重要なポイントをいうと「日曜日や夜遅くまでやっている歯医者は危険な可能性が高い」ということです。
理由として学会は日曜日やっているときが多く、日曜日休まないということはいつ勉強をしてるのか、情報や最新の治療方法、エビデンスが更新されない、古い知識で治療している可能性があるということです。
夜遅くまでというのも、いつ勉強したり患者の治療方法を検討したり、作戦をたてる時間を確保しているのか?という疑問が出てくるからです。
是非利便性だけを重視するのではなく、この点も確認してみてください。
信頼できる歯医者の探した方
体験談から編み出した僕なりの「信頼できる歯医者の探し方」を紹介します。
ネットでの検索方法
「根管治療 ラバーダム防湿 マイクロスコープ お住いの地域」で検索しましょう。上記のような理由で、信頼できる歯医者の可能性が、ある程度高いと言えます。
Googleマップの口コミもチェックしよう
また良く口コミサイトで歯医者の評判を検索すると思いますが、「口コミサイトによってはネガティブな評判は削除される」という事実があります。必ずいくつかのサイトで口コミを確認しましょう。僕のおすすめは「Googleマップの口コミをチェックすること」です。歯医者はグーグルに広告料を支払っているわけではないので、ネガティブな評価もそのまま掲載されていると思います。
もちろん個人の偏った主観も入るので、色々な角度から総合的に選択してくださいね!!
まとめ
今回の体験でよく調べず、
今後はよく調べて疑問に思えば聞いて、
ネットで「根管治療 ラバーダム防湿 マイクロスコープ 住んでいる地域」で調べ、現在は転院をして、根管治療を行っています。そこは歯科用CTで撮影した画像を元に毎回3次元的にアニメーションも交え説明をし、しっかりラバーダム防湿を行い、保険診療と自由診療の選択肢を与えてくれる非常に信頼できる歯医者です。
一言でいえば「最高」です( *`ω´)
さらに言えば今回の歯の痛みは虫歯でなく「歯に入った亀裂」からきた可能性が高いと転院した先生に言われました。これも歯科用CTで色々な角度から確認することで判明しました。
今後、根管に「ファイバーコア」を詰めクラウンには「ジルコニアセラミック」をかぶせる予定です。治療費は約15万円かかるようですが、最適な治療を提案してくれ、実際に体感できているので全く高いと感じません。
こちらの治療が進めばまたブログで報告させていただきますね!!
以上
ナス・カズオでした。