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レオナ・ペタス(レオナペタス)選手の戦績・人柄とは?武尊選手とのK’FESTA.4・勝敗を大胆予想!!【キックボクシング雑学】

こんにちは、キックボクシング歴5年のナス・カズオです!

 

今回は、2021年3月28日(日)に日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」メイン試合の、武尊選手対レオナ・ペタス選手の勝敗を大胆にも予想しました!!また、レオナ・ペタス選手のキックボクシングを始めたきっかけや戦績、ファイトスタイル、人柄などについて紹介していきます!!

 

那須川天心戦に向け、絶対に負けられない武尊選手と、母親との約束を守る為、死に物狂いで勝ちに行くレオナ・ペタス選手との激アツな一戦。選手の背景や今までの道のりを予習して当日の試合をより楽しく観戦しましょう!

 

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レオナ・ペタス選手プロフィール

リングネーム:レオナ・ペタス

本名:加藤玲於奈(レオナ)

生年月日:1992年4月29日

出身地:埼玉県入間市

身長:175cm・A型

得意技:打ち下ろしの右ストレート、右のテンカオ(掴まないヒザ)、右三日月蹴り

保有タイトル:第9代Krushスーパー・フェザー級王者、2016年英雄伝説アジア-60kg級トーナメント優勝

アマチュアステータス:第210回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝(2011年)、第5回J-NETWORKアマチュア全日本選手権Aリーグフェザー級優勝(2011年)
所属ジム:THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS

戦績:34戦 28勝(12KO) 5敗 1分

 

レオナ・ペタス選手の主な戦績

レオナ・ペタス選手は 2017年5月に安保璃紅選手に負けて以来、負けなしの現在9連勝中(内4KO)。

 

■2017年5月28日(日)Krush.7/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R。

対戦相手:安保璃紅
結果:判定 / 安保璃紅勝利

 

安保璃紅選手の、お手本のようなきれいフォームから繰り出すパンチのヒット数が、レオナ・ペタス選手を上回った試合。レオナ選手が熱くなりすぎ、蹴りをおろそかにした試合といえます。しかし、これ以降の試合は冷静に戦い、要所要所でテンカオや三日月、ローを繰り出し、「石の拳」を的確に当てるようになった印象です。

 

■2018年7月22日(日)Krush.90 /日本vs中国・7対7全面対抗戦・五将戦/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R。対戦相手:ジャオ・チョンヤン
結果:2R 2分50秒 KO / レオナ・ペタス勝利

 

決して下がらず、上下打ち分けるボクシングテクニックのある選手だったが、膝を起点としたパンチの連打の中で、右ストレートを効かせ、左右のパンチの連打。フィニッシュブローは左のパンチでしま。近距離で腕が伸びきらず、さらに左で倒せるのは「石の拳」といわれる硬いパンチと、交錯しても負けない体の強さ、連打を出来るスタミナのおかげと言えるのではないでしょうか。

 

■2019年2月16日(土)Krush.98 /Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R。

対戦相手:朝久泰央
結果:判定 / レオナ・ペタス勝利

 

 

■2019年6月30日(日)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~/3分3R・延長1R。対戦相手:小宮山 工介
結果:2R 2分12秒 KO / レオナ・ペタス勝利

 

いわずと知れた「左ジャブ」で実力者・小宮山工介選手をKOした試合。左も「石の拳」である事をファンに証明した試合。


■2019年9月16日(月・祝)Krush.105/3分3R・延長1R。対戦相手:西京 佑馬
結果:判定/ レオナ・ペタス勝利


■2019年12月15日(日)Krush.109/3分3R・延長1R。対戦相手:山本 直樹

結果:2R 2分8秒 KO / レオナ・ペタス勝利

 
■2020年3月22日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~/3分3R・延長1R

対戦相手:村越 優汰

結果:3R 2分33秒 KO / レオナ・ペタス勝利

武尊選手と接戦を繰り広げた村越優汰選手にKO勝利。サウスポーの村越選手の右目(顔の右側)を、ピンポイントに撃ち抜く打ち下ろしの右ストレートが光る1戦。


■2020年7月21日(火)Krush.115  /3分3R・延長1R

対戦相手:大岩 龍矢

結果:判定/ レオナ・ペタス勝利

消極的だったのは、勝たないと武尊戦にたどり着けなかったからか?と思った1戦です。

 

出典:K-1 公式サイトより

レオナ・ペタス選手はハーフ?ニコラスペタスとの関係とは

レオナ・ペタス選手は、顔立ちと名前からハーフと間違えられる事が多いのですが、純日本人です。名前は玲於奈(レオナ)と書きます。レオナ・ペタス選手は4人兄弟で、兄弟皆何らかの動物の名前が入り最後は「奈」で終わるそうです。ペタスの名前は、キックボクシングと空手を教わっていた「ニコラス・ペタス」からもらったものです。「青い目のサムライ」の異名で、魂の闘いを繰り広げたニコラス・ペタスの名前に恥じない、選手に成長しているといえます。今回の武尊選手との一戦は、ニコラス・ペタス氏は会場に駆けつけるのでしょうか?個人的に、気になるトピックスですね笑

 

レオナ・ペタス選手がキックボクシングを始めたきっかけとは?

レオナ・ペタス選手は、高校までずっとサッカーをやっていました。しかし、一番下の弟が空手をやっていて、楽しそうだなと思い高校一年生の時に、キックボクシングを始めたそうです。そして2012年6月、大学生の時にKrushでプロデビューしました。結果は、右ストレートでダウンを奪い、パンチ連打での1RKO勝利でした。

 

【レオナ・ペタス選手のファイトスタイル】ジャブでダウン?魔裟斗も絶賛する「石の拳」

レオナ・ペタス選手のキャッチコピーは、その硬い拳から「石の拳」と呼ばれています。ボクシングのライト級史上最強と呼ばれる「ロベルト・デュラン」のキャッチコピーからとっているそうです。レオナ・ペタス選手もパンチを受けた魔裟斗は、キレるパンチ。一番嫌なタイプのパンチ。内山高志さんのパンチに似ている」と絶賛しました。

 

ファイトスタイルは、長身とフットワークを生かしジャブで距離を測り、的確に当てます。キックボクサーでは珍しく、左手は下げる場合が多いのでフリッカーのようなジャブは、軌道が読みづらいと定評があります。そして、フィニッシュはその「石の拳」を使ったパンチの連打にテンカオ(掴まないヒザ蹴り)を混ぜ、ダウンを奪うという戦い方です。テンカオで腹を効かせて、顔へのパンチでダウンさせるという黄金パターンがあります。

 

加えて、体が頑丈で強く、打ち合いでも頭をずらしてパンチを打ったり、スウェーも上手なので、相手のパンチをもらう前に自分のパンチを当てる事が出来ます。

 

長身を生かした距離を取る戦い方も出来、しかも近距離で打ち合いとなってもディフェンス能力の高さと、「石の拳」の破壊力で相手を倒す事ができる、本当に強い選手と言えます。

レオナ・ペタス選手の人柄

試合の時は、必ず倒してやるという殺気がすさまじいですが、普段は「気の優しい、近所のお兄さん」という人柄だと僕は思います。応援してくれる周りの人に、常に感謝を忘れないという姿勢が、インタビューでも垣間見えます。実力も人格もチャンピオンに相応しいものが備わっていると言えます。

 

格闘技は自分の好きな事をやっているのに、周りの人が自分の事のように必死で応援してくれる素晴らしいもの。勝ったら自分の事のように喜んで、負けたら自分の事のように悲しんでくれる。そんなふうに自分を支えてくれる人がいっぱいいるというのが、格闘技の魅力じゃないでしょうか。

出典:TOKYO HEADLINE インタビューより

 

 3月28日は特別な日、亡き母親との約束

武尊選手VSレオナ・ペタス選手の試合は、実は2回の延長となっています。最初は、2020年11月3日の予定が、武尊選手の「拳のケガ」で延期となりました。2回目の2021年1月24日は、新型コロナウイルスの影響で延期となり、やっと2021年3月28日日曜日に開催が決定しました。

 

2回延期になったのは「母のイタズラ」と、レオナ・ペタス選手が公開練習のインタビューで語ったように、3月28日はレオナ選手にとって非常に特別な日なのです。

 

 

 武尊選手にも、K-1の象徴として、那須川天心戦に向けて絶対に負けられない理由があるように、レオナ・ペタス選手にも負けられない理由があります。それは、亡くなられた最愛の母・美香さんとの約束です。年末のインタビューでは、「クラッシュのベルトを取るって約束をまずしてた。K-1のベルトも私は巻きたいと母が言っていた。亡くなったがその思いは残ってる」と語っていました。Krushのベルトはリング上で母親に巻いてもらうことが出来ましたが、K-1のベルトは巻かす事が出来ませんでした。レオナ・ペタス選手の「母親への思い」が、2021年最大のアップセットを巻き起こすことも、不可能ではないでしょう。

K’FESTA.4・武尊戦の勝敗予想

期待も込めて、レオナ・ペタス選手の2Rに左ストレートでのKO勝ちを予想します!

「そんなわけあるかいっ!?」と思った方、以下でレオナ・ペタス選手がKO勝ちするプランを予想したのでご覧下さい。

 

レオナ・ペタス選手が勝利する理由とは?

まずレオナ・ペタス選手の武尊選手への優位性を3つあげます。

 

1つ目:武尊のフック系より、ストレートが得意なレオナ・ペタス選手の方が先に当てられる

2つ目:身長差7センチからくる、打ち下ろしのパンチ

3つ目:超近距離の展開において、硬い拳のレオナ・ペタスは、伸びきらないパンチでも効かせられる

 

まず一つ目ですが、長いリーチのジャブに加えストレート系を軸とするレオナ・ペタス選手のパンチは中間距離で、フック系の武尊選手より早く相手にパンチが届きます。中間距離だとレオナ・ペタス選手が圧倒的優位です。

 

2つ目、レオナ・ペタス選手は身長が175cmで、武尊選手は168cmです。身長差からレオナ選手は「打ち下ろしのパンチ」となり、非常に威力が増します。逆に武尊選手は、「下から上」へのパンチとなり、相手へ伝える力が少し分散してしまいます。

 

3つ目、「石の拳」と言われるほど硬い拳を持つレオナ・ペタス選手は、超近距離でパンチが伸びきらなくても(ヒジが曲がっていても)、効かせて、相手を倒す事が出来ます。さらに得意の右だけではなく、左でも倒せます。その証拠に、ジャオ・チョンヤン戦のフィニッシュブローは左ストレートで、小宮山工介戦では、右のローキックに合わせた「左ジャブ」でKOしています。

 

レオナ・ペタス選手がKOする試合展開の予想

試合展開として、1R目はまずお互い様子見になると予想します。レオナ・ペタス選手は左に回るフットワークで距離を取り、ジャブを突き、時々右の「三日月蹴り」を狙います。武尊選手は、前足に素早いインロー、左の突き刺す前蹴り、右のアウトローなどいつものように打ちます。リーチ差から、レオナ選手の右ストレートや右のテンカオ(掴まないヒザ蹴り)をカウンターでもらう可能性があるため、1R目から不用意にパンチの連打をする事は少ないと思います。

  

レオナ・ペタス選手は、2Rに勝負に出ると思います。倒せないと、クレスト判定で負ける可能性が非常に高くなるのと、武尊選手のインローを何発ももらうと動きが鈍り、コーナーに詰められパンチをまとめられてしまうからです(※カーフキックを打ってくる可能性もあります)。

 

レオナ・ペタス選手はKO負けが一度もないほど頑丈なので、武尊選手のパンチをあまり恐れていないと思われます。しかもパンチの打ち合いとなっても、レオナ・ペタス選手は頭を振りながらパンチを出すことも、距離を外し素早くリターンする事も出来るので武尊選手のパンチを大きくもらう前に、自分のパンチをアゴやテンプルに叩き込むと思います。通常右ストレートの返しは左フックが多いのですが、レオナ選手はその返しを左ストレートで行う事が多いので、武尊選手は防御しづらい可能性が高いです。そして「ストレート系のパンチ」「打ち下ろし」「石の拳」という3つの優位性で、武尊選手が効かせる前に効かせられのではないか?と思います。ピンポイントにアゴやテンプルに貰えば、いくら頑丈な武尊選手でも意識が飛ぶ可能性は十分に考えられます。パンチに加え、右のテンカオも混ぜられればよりKOに近づくでしょう。

  

最後の最後では、やはりどちらが必ず倒すんだという「強い気持ち」を持っているか?に尽きると思います。

 

武尊選手の鬼のような気迫に圧倒されれば、コーナーに詰められあっけなく1RKOもあり得ますが、気迫負けをしない「強い気持ち」があれば、上記のような試合展開はあり得ない展開ではないと思います。「亡くなられた最愛の母親との約束」というレオナ・ペタス選手のストーリーを考えれば、天国へ届くほどの「強い気持ち」で臨む事は間違い無いので、それが武尊選手の気迫を跳ね返すと僕は予想します。

 

 

【魔裟斗 佐藤嘉洋 木村フィリップミノル他】有名格闘家の勝敗予想

魔裟斗の予想 

どちらが勝つかとは明言はしていませんでした。

 

レオナ選手のパンチの特徴として「パンチが全くブレないし、ナックルをしっかり当てている。後ろの手を少し前に出して構えているので、実際に正面に立つと右ストレートが早く見える。レオナのパンチは遠い距離から伸びるパンチ」と評しています。武尊は詰めて自分の距離にしてパンチを当てる、レオナ選手の距離に入れなければレオナ選手の一方的な展開となるかもしれない。要約すると、「 距離の取り合いの勝負」となると試合展開を予想していますそして最後には「本当にこの試合に勝ちたい」と思う方が勝つと、ご自身の佐藤嘉洋戦やキシェンコ戦の経験と重ね合わせて言及しました。

佐藤嘉洋の予想

レオナ・ペタス選手勝利と予想しています。

 

抜粋しますと「 格闘技は半分ぐらいメンタルが占めていると思う。レオナペタスは 挑戦者をことごとく退けてきて、今非常に調子がいい。今のキックボクサーでは珍しい 左手を下げるレオナのジャブは軌道が読みづらいのでそれも厄介。武尊はフッカー。レオナはストレート系のパンチ。武尊のアゴが何度も上がるのが見られると思う。首相撲の無いK-1ルールは、出入りが早くステップを使うレオナにとって有利」と予想しました。

 

木村フィリップミノル予想

 2ラウンド2分30秒武尊選手のKO勝利と予想しています。

 

抜粋しますと「レオナ・ペタス選手はいい試合しても勝っても、評価が上がるので気が楽。 しかし、武尊選手大勝負に強い 。 武尊はプレッシャーを力に変えて、爆発させめちゃくちゃギラギラさせて試合をする。レオナ選手がそれに見合ったポテンシャルやバイブスを持っていればいいが、おそらく飲まれると思う。レオナ選手がその波動に圧倒させられると負ける。武尊はパンチの選手だと思われがちだが、相手を追いかけながら前蹴りをさす。段々ボディが効いてきて、 ボディを打ったり、ヒザを蹴り距離を縮めていくことができる。レオナはアウトボクシングをしてジャブを突いて、右ストレートのカウンターを狙う 。しかし、武尊の前蹴りがその右ストレートに対するカウンターになる ・・・」と予想しました。

 

原口健斗選手の予想

7対3で武尊選手が勝利と予想しています。

 

「距離の勝負となる。レオナ選手が勝つとしたら、武尊選手の蹴りに合わせたパンチでフラッシュダウンを取る事。小宮山工介戦の時偶然だしたジャブが良いとこに当たって、ダウンを奪ってノックアウトとなった。そして、レオナ選手が 勝つ方法は勝ちに徹すること。熱くならず、お客さんを沸かせるという気持ちは捨てる。武尊選手は勝たなあかんで、レオナ・ペタス選手は勝ったる。レオナ・ペタス選手は勝ちたいという思いがすごく強い。思いの強い方が勝つ」と言及しています。

 

まとめ

 

今回は、2021年3月28日(日)に日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」メイン試合の、武尊選手対レオナ・ペタス選手の勝敗を大胆予想してみました。

 

また、レオナ・ペタス選手のキックボクシングをはじめたきっかけ、ファイトスタイル、「最愛の母親への思い」などの背景を知ることにより、レオナ・ペタス選手の存在が身近に感じられ、試合がより楽しみになったのではないでしょうか。

 

この試合が少年マンガだったら、必ず武尊選手が勝つでしょう。しかし、これは現実です。僕はレオナ・ペタス選手が勝利する「世界線」が見たいです。

 

各有名格闘家も言及するように、リングの上でどちらが「絶対勝つという強い気持ち」を持っているか、が勝利の分かれ目となると思います。あと数日ワクワクドキドキしながら、待ちましょう!!

 

以上

ナス・カズオでした。

 

 

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